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  1. お知らせ

お知らせ

刊行・出版物

2025.12.08 2024年第64巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第64巻第4号

特集:ポスト資本主義時代の経済成長の質を問う

論文:
・辺境からの脱成長論(上)
 ―ブラジルでの実践―
 小池 洋一

・脱成長と脱植民地化に向き合うための条件
 ―ラテンアメリカのデコロニアル論が示唆すること―
 北野 収

・途上国における国家資本主義と債務国家資本主義の展開
 ―先進国との比較―
 吉田 真広

論潮:
・デジタルを民主化する
 ―監視資本主義、デジタル植民地主義に抗して―
 内田 聖子

書評:
・小笠原信実『韓国における公的医療保険と財政
 ―医療の公共性と社会保障財源―』ミネルヴァ書房、2024 年
 大津 健登

2024.09.26 2024年第64巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第64巻第3号

特集:「パレスチナ・イスラエル問題を考える」

論 潮:
・国際協力 NGO の視点からみたパレスチナ問題
 ー激動の中東とともに歩んだ 30 年をふりかえって―
 木村 万里子

論 文:
・UNRWA に対するアメリカの援助規制
 ―拠出金停止の意図を考察する―
 金城 美幸

・パレスチナ問題解決への三つの道
 ーアブドゥッラー・オジャランによるクルド問題分析視角
 に基づく一試論-
 岡野内 正

調査研究:
・東アフリカ・マサイ部族地域の伝統と変容
 ーマサイ・マラ北部ケニア・セケナニ地域の自然との共存ー
 円城 由美子

追悼文:
・追悼 土生長穂先生
 河合 恒生

2024.05.20 2024年第64巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第64巻第2号

特集:残り 7 年間となった SDGs

論文:
・SDGs 完全達成地球市民投資ファンド創設に向けて
 ―超富裕層を説得し、グローバル・パワー・エリートを
  動かす地球市民運動―
 岡野 内正

研究ノート:
・SDGs をめぐる国内外の動向
 ―NGO の視点から―
 長島 美紀

投稿論文:
・The Nation State Building in the Post-conflict Sri Lanka:
 A Case Study Analysis from the Non-Governmental Organizations
 A.M. Rashika Saman Kumari

論評:
・研究の栞によせて
 ・・・・森井淳吉教授の東南アジア研究者としての長い生活で見た人々と世界
 和田 幸子

書評:
・松下冽・山根健至編著『新自由主義の呪縛と深層暴力 
 ―グローバル市民社会の構想に向けて』ミネルヴァ書房、2023年
 藤本 博

報告:
・グローバル・サウスに関する研究会の「記録」
 鰐部 行崇

2024.03.18 2024年第64巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第64巻第1号

特集:いま、なぜグローバル・サウスなのか

論潮:
・いま、グローバルサウス議論を発展させるために
 ― アプローチとパースペクティブから ―
 松下 冽

論文:
・「パリ和平協定」調印から半世紀
 ― アメリカのカンボジア爆撃(1969 年 3 月~ 1973 年
   8 月)とベトナム戦争再考 ―
 藤本 博

チリ・クーデタから 50 年
 ― 「社会主義へのチリの道」から「ショック・ドクトリン」、
   そして「成熟した新自由主義」へ ―
 後藤 政子

論文:
・カンボジアにおける中国企業の水力発電プロジェクトの環境影響評価手続き
 ― ストゥン・タタイ水力発電プロジェクトの事例 ―
 李 聡

2024.02.26 2023年第63巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第63巻第4号

特集:非軍事の人類社会を展望する

論潮:
・開発協力大綱改正に関する市民社会の動き
 ― 非軍事原則を巡っての交渉のプロセス ―
 重田 康博

・核管理体制の矛盾
 ― ロシアのウクライナ侵攻の問いかけるもの ―
 太田 和宏

・グローバルな「悪徳商売」としての現代戦争
 ― 軍事産業、刑務所産業、ゲーム産業の事例から ―
 中村 理玄

投稿論文:
・グローバルな略奪とワナとしての国民国家
 ― ベネズエラからの視角 ―
 中村 理玄

論潮:
・グローバル・サウスと資本主義世界システム
 河合 恒生

2023.08.17 2023年第63巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第63巻第3号

特集:ウクライナ危機で高まった中東・北アフリカの食糧不安

論文:
・エジプトの食糧不安
 ― 対外依存と都市の脆弱層、食糧補助金制度を中心に ―
 井堂 有子・岩崎 えり奈

・レバノンの食料不安:経済危機とパン価格
 土屋 一樹

・チュニジアの食料安全保障をめぐる構造的課題
 山中 達也

論文:
・中米・カリブの多様な社会主義の軌跡
 ― ニカラグアのサンディニスタ民族解放戦線を中心に ―
 松本 八重子

書評:
・小池洋一・子安昭子・田村梨花編
 『ブラジルの社会思想―人間性と共生の知を求めて』現代企画室、2022年
 矢野 修一

2023.05.23 2023年第63巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第63巻第2号

特集:グローバル・サウスから見たラテンアメリカの動向

論文:
・ラテンアメリカ左派は再生できるか
 ― 大国間の現実主義を乗り越えて―
 松下 冽(1)
・ブラジル・ルーラ政権の開発モデル
 小池 洋一(22)

論潮:苦闘する韓国の政治経済
― コロナ禍における議論の射程―
大津 健登(53)

コラム:フィリピンNGOと歴代政権との関係:MNKFの人道支援活動を通して
仲田 和正(72)

書評:
・松下冽著『ポスト資本主義序説― 政治空間の再構築に向けて』
 岡野内 正(78)
・ベン・フィリップス著/山中達也・深澤光樹訳『今すぐ格差を是正せよ!』
 重田 康博(83)
・栗本英世、村橋勲、伊東未来、中川理編著『かかわりあいの人類学』
 福島 浩治(90)

2023.03.23 2023年第63巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2023年第63巻第1号

特集:マルコス家の復権に見るフィリピンのゆくえ

論文:
・フェルディナンド・ボンボン・マルコス大統領の誕生
― フィリピン政治と民主主義―
太田 和宏
・マルコス大統領と経済テクノクラートをつなぐもの
― 「強い政治」は「弱い経済」をどこへ導くのか―
福島 浩治
・フィリピン・ミンダナオ紛争の和平プロセス
― MILF 戦闘員の動員・武装解除と治安問題―
山根 健至
・オフショアリングとマニラの都市空間
藤原 尚樹

論潮:漂流する韓国政治― 「検察国家」の行方
文 京洙

書評:アルトゥーロ・エスコバル著/北野収訳・解題
『開発との遭遇― 第三世界の発明と解体』(新評論、2022年、538ページ)

2022.11.25 2022年第62巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2022年第62巻第4号

論 潮

特集:
ウクライナ危機とロシア侵攻
ロシアから見たウクライナ問題 小林 昭菜(1)

ロシアのウクライナ侵攻をめぐるハンガリー政府の対応と政策
― ロシアとEUの間で― 木村 香織(14)

論 文:
経済安全保障時代の到来と東アジア経済
鄭 章 淵(24)

研究ノート:
国際人権規範とイスラーム法の相克と共存
― 自由権規約を手がかりとして―
木村 光豪(58)

書 評:
加藤恒彦 著『現代インド英語小説の世界

―インド近・現代史の矛盾と葛藤を生きる人々』(大阪教育図書、2021年)
岡野内 正(84)

2022.08.09 2022年第62巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2022年第62巻第3号

論 文:
・対テロ・アフガニスタン援助 20 年の失敗、その責任をどう
 とるか?
 20 年のベーシックインカム財源提供で、ターリバーンとと
 もにSDGs達成を!
 岡野 内正

・コロナ後の世界秩序構想のための批判的検討(下)
 松下 冽

投稿論文:
・環境汚染に挑む中国環境 NGO
 ― 環境ガバナンスへの参加と課題―
 知足 章宏

・ジョン・ダワー『戦争の文化 : パールハーバー・ヒロシマ・9.11. イラク(上)(下)』 (三浦陽一
 監訳、田代泰子、藤本博、三浦俊章訳、岩波書店、2021 年)
 油井 大三郎

2022.04.28 2022年第62巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2022年第62巻第2号

特集1:対テロ戦争20年を振り返る

論 文:
・平和構築概念の拡散と陥穽
 ― テロリズムが引き起こす統合と人権の相克 ―
 山田 満(1)

アフガニスタンの現状と展望
 ― タリバン政権の再興 ―
 林 裕(18)

論 潮:
・中村哲医師の実践から考えるアフガン戦争
 中原 興平(28)

特集2:ウィリアム・I・ロビンソン 人類的な危機と「21世紀型ファシズム」

論 文:
・コロナ後の世界秩序構想のための批判的検討(中- 2 )
 ― 松 下 冽(33)

論 文:
・グラミン銀行は何をもたらしたのか
 ― マイクロファイナンスによる成功者と多重債務化する人々―
 鰐部 行崇(59)

2022.03.07 2022年第62巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2022年第62巻第1号

特集1:ウィリアム・I・ロビンソン 人類的な危機と「21 世紀型ファシズム」

コロナ後の世界秩序構想のための批判的検討(中-1)
松下冽

研究ノート:
・グローバル資本主義の理論とラテンアメリカ
 ― ウィリアム・ロビンソンの研究から
 中村理玄

書評論文:
・資本主義の本質的危機と国家の変質を考える
 ― W・I・ロビンソン/松下冽監訳『グローバル警察国家』
 を手がかりに
 北野収

・「グローバル警察国家」とは要するに何を意味しているのか?
 岩佐卓也

特集2:日本の国際協力 中南米編
『日本の国際協力 中南米編』刊行にあたって
― ウジミナスから「持続可能な開発目標」までを辿る
松本八重子

2021.11.24 2021年第61巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2021年第61巻第4号

特集:日本の国際協力 中東・アフリカ編

『日本の国際協力 中東・アフリカ編
 ― 貧困と紛争にどう向き合うか』刊行にあたっての寄稿
阪本公美子

アフガニスタンの失敗から何を学ぶか
 ― 中途半端な反省では済まされない日本の国際協力―
岡野内 正

「アラブの春」のチュニジアから見た日本のODA
山中達也

創立60周年記念学術懸賞論文入選作(二席、一席なし):
・アフリカにおける領土保全原則の浸透とカーター政権の南部アフリカ政策
 ― シャバ、アンゴラ、オガデン戦争の連環から―
 三須拓也

論潮:
・ロペス・オブラドル政権初期におけるメキシコの資源開発政策
 ビクトル・ロペス・ビジャファニェ ソニア・クルス・ビクトリノ、林 和宏 訳

・マルクスの物質代謝・コミュニズム・資本の本源的蓄積
 河合恒生

2021.08.18 2021年第61巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2021年第61巻第3号

特集:日本の国際協力 アジア編

グローバル・サウスの時代における「日本の国際協力」と SDGs
松下 冽

『日本の国際協力 アジア編 ー経済成長から「持続可能な社会」の実現へ』刊行にあたっての寄稿
重田康博

論文:
ロペス・オブラドル政権初期におけるメキシコの資源開発政策
ダーシー・テトゥロ
後藤政子 訳

投稿論文:
Government of Ghana, Development Partners and Private Investments in
Ghana’s Agriculture Sector: Towards Poverty Reduction
Stanislaus ACQUAH

国際刑事裁判所(ICC)の設立とアフリカによる関与の実態
藤井広重

2021.05.24 2021年第61巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2021年第61巻第2号

コロナ・パンデミック時代のグローバル・サウス(4)

コロナ後の世界秩序構想のための批判的検討(上) 松下冽

論潮:
・アラブの春は西クルディスタンで花開いたか?
 ―シリア内戦におけるロジャヴァ革命研究のために―
 岡野内正

時評:
・ミャンマー情勢
 渡辺亜紀

2021.04.12 2021年第61巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2021年第61巻第1号

コロナ・パンデミック時代のグローバル・サウス(3)

論文:
・<コロナ禍>後の世界(2) トランプ政権の仕舞い方と
 イスラーム圏の変容
 ―アサド政権のイスラーム言説をめぐって―
 鈴木規夫

時評:
・メキシコ―新型コロナウイルス感染抑止政策の失敗―
 フアン・ホセ・ラミレス・ボニジャ 後藤政子 訳
・東南アジアにおける新型コロナ対応と地域秩序

2021.01.22 2020年第60巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2021年第60巻第4号

コロナ・パンデミック時代のグローバルサウス( 2 )

論文:
・コロナ・パンデミック後の地球防衛戦争(下)
 ― SDGs か、宇宙開発か?―
 岡野内正( 1 )

論潮:
・コロナのなかの台湾の市民意識
 ― 22 人のインタビューを中心に―
 鄭安君(25)

論文:
・今日のベネズエラの危機の原因をめぐって
 ― 信頼できる説明と不確実な説明を区分するために―
 スティーブ・エルナー 後藤政子 訳(34)
・現代メキシコ政治経済研究は何を明らかにすべきか
 ― 「私有化と商品化」にかかわる論点を中心に―
 所康弘(52)

2020.11.24 2020年第60巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2020年第60巻第3号

コロナ・パンデミック時代のグローバルサウス( 1 )
論文:
・コロナ・パンデミック後の地球防衛戦争(上)
 ―SDGs か、宇宙開発か?―
 岡野内正( 1 )
・<コロナ禍>後の世界( 1 )
 米中関係の相克
 ―グローバル化第二ステージをめぐって―
 鈴木規夫(27)

論潮:
・「感染大陸」ラテンアメリカ
 ―爆発的感染国と抑止国を分けるもの―
 後藤政子(46)

時評:
・ブラジルにおける新型コロナウイルスと社会の対抗力
 小池洋一(60)

2020.06.15 2020年第60巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2020年第60巻第2号

論文:
・SDGs から見える開発協力と世界を問う
 ―重田康博・真崎克彦・阪本公美子編著
 『SDGs 時代のグローバル開発協力論』から何を学ぶか―
 松下冽

研究ノート:
・韓国2016 ~ 2017 年ろうそくデモを考える
 ―社会運動の新たな主体をめぐって―
 文京洙(38)
・ドゥテルテ政権期の超法規的殺害
 ―フィリピンにおける政治的暴力についての予備的考察―
 山根健至

書評:
・松下冽著『ラテンアメリカ研究入門<抵抗するグローバル・サウス>のアジェンダ』
 田巻松雄

2020.03.03 2020年第60巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2020年第60巻第1号

論文:
・「自由・平等・公正な社会」と「市場経済化」は
 両立できるか ―キューバの新憲法から―
 後藤政子
・金武湾とプレカリアート
 上原こずえ

論潮:
・地域住民から支持者を創り出す
 ―ベーシックインカム運動の京畿道モデル―
 岡野内正

時評:
・2019年の朝鮮半島情勢をふりかえる
 文京洙

2019.12.16  2019年第59巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2019年第59巻第2号

論文:
・グローバル資本主義の正統化危機と多国籍企業犯罪(下)
 岡野内正
・リベラル社会主義と中国の未来 ―小ブルジョア階級宣言―
 崔之元、岡野内正 監訳・解説
 礒邉由紀 訳

追悼 炭谷昭子さん

2019.09.02  2019年第59巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2019年第59巻第2号

特集:
ベネズエラ問題を考える

論潮:
・新自由主義を巡る攻防――ベネズエラ問題の構造
 所康弘
・米国のラテンアメリカ政策とベネズエラ問題
 後藤政子
・米国の対ベネズエラ戦略――集団的ハラスメント
 セイコウ・イシカワ 後藤政子訳
・ベネズエラ報道をめぐって
 河合恒生

付録:
ベネズエラ年表(1989年~2019年)

論文:
・グローバル資本主義の正統化危機と多国籍企業犯罪(上)
 岡野内正
・開発協力大綱と日本の外交戦略――内向きな「国益」追求
 太田和宏

書評:
・所康弘著『米州の貿易・開発と地域統合――新自由主義とポスト新自由主義を巡る相克』
 朝比奈剛
・太田和宏著『貧困の社会構造分析――なぜフィリピンは貧困を克服できないのか』
 福島浩治

2019.07.22  2019年第59巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2019年第59巻第2号

論文
革命期チュニジアにおける若年層失業問題
山中達也

研究ノート(投稿)
新自由主義に侵食されるマイクロファイナンス ―バングラデシュの事例からの一考察―
鰐部行崇

研究会報告
「インドを変える女性たちとベーシックインカム」
債務の罠と無条件のベーシックインカム―インドの経験からの教訓―
サラット・ダバラ
鰐部行崇訳

「セクハラ加害者リスト」と学術研究機関の人間関係を組み直す課題
A・スニータ
ウマ・ブルグバンダ
ヴァスダ・ナガラジ
ラクシュミ・クッティ
礒邉由紀訳(58)

報告
「ベネズエラを知るための緊急シンポジウム」について

2019.01.24  2019年第59巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2019年第59巻第1号

論文
ベネズエラのチャビスタ政権 ー変革過程におけるプラグマティック戦略とポピュリスト戦略をいかに考えるかー
                  スティーブ・エルナー
                  後藤政子訳

トランスナショナル資本家階級形成による国民国家の空洞化(下)               岡野内 正

時評
2018年の朝鮮半島情勢をふりかえる  文 京洙

2018.12.21  2018年第58巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2018年第58巻第4号

論文
トランスナショナル資本家階級形成による国民国家の空洞化(上) 岡野内 正

投稿論文
近代朝鮮におけるネイション形成過程の分岐点に関する一考察
ー在米韓国人社会の政治活動を中心にー  金 容賛

ペルー人第2世代の学歴と職歴の関連性
ー学歴別16人の語りからー      小波津 ホセ

論潮
日本リベラル派の頽落         河合 恒夫

2018.09.06  2018年第58巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2018年第58巻第3号

論文
福島浩治
ジェンダー・パラドクス
ー「流動的低賃金労働力」論から支配のメカニズムへー

投稿論文
FUKASAWA Mitsuki
The Economic Structure Based on the Low Value Added Ready-Made Garment Sector:
The Case of Bangladesh

書評論文
松下 冽
紛争・暴力と安全保障分析のアプローチに関して
ー足立研幾編『セキュリティ・ガヴァナンス論の脱西欧化と再構築』をめぐってー

論潮
後藤政子
《キューバ訪問記》経済自由化のものとで「生き残る」革命の成果・「蝕まれる」革命の成果

2018.06.03  2018年第58巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2018年第58巻第2号

論文
Andrew ARATO
Populism, Constitutional Courts and Civil Society

論潮
本田親史
地域研究とセルフアイデンティティ
―中国認識のメタヒストリー化に向けて―

長島怜央
標的のアメリカ植民地 ―北朝鮮の核・ミサイル問題におけるグアムと北マリアナ諸島の人びと―

書評
藤田和子
マイケル・ビルトン、ケヴィン・シム著『ヴェトナム戦争 ソンミ村の悲劇―4 時間で消された村』

報告
文京洙
韓国済州島での「第 70 周年済州四・三犠牲者追悼式典」に参加して

2018.02.13  2018年第58巻第1号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2018年第58巻第1号

論文
鄭安君
台湾における外国人介護労働者の失踪と失踪後の非合法介護労働
ーベトナム人失踪者の事例による一考察ー

鰐部行崇
日本におけるマイクロファイナンス研究の課題と展望

書評
重田康博
松下冽・藤田憲編著『グローバル・サウスはいま① グローバル・サウスとは何か』

河内研一
藤田和子・文京洙編著『グローバル・サウスはいま② 新自由主義下のアジア』

2017.12.07 2017年第57巻第4号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2017年第57巻第4号

祝辞
藤田和子
石澤良昭博士のマグサイサイ賞受賞に寄せて

論文
岡野内正
21世紀の多国籍企業資本の植民地的起源―グローバル正義論と植民地責任論の深化のために―

松下冽
NAFTAとメキシコの現実は何を語っているのか(下)―トランプ・ショックから考える―

書評
勝俣誠
木田剛・竹内幸雄編著『グローバル・サウスはいま 4 安定を模索するアフリカ』

論潮
秋林こずえ
朝鮮半島、沖縄、トランスナショナル・フェミニスト平和運動

山中達也
EU の共通農業政策改革と対途上国農産物貿易―砂糖部門から捉える変化と課題―

2017.09.07 2017年第57巻第3号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2017年第57巻第3号

論文
小澤卓也
エルサルバドルにおける国民形成とその特色(1821―1921年)

松下冽
NAFTA とメキシコの現実は何を語っているのか(上)―トランプ・ショックから考える―

書評
山中達也
マイケル・L・ロス『石油の呪い――国家の発展経路はいかに決定されるか』

論潮
文京洙
韓国"ろうそく革命"と文在寅新政権の課題

報告
加藤恒彦
インドにおける「ベーシックインカム」全国大会参加報告

2017.06.27 2017年第57巻第2号を刊行いたしました。

アジア・アフリカ研究2017年第57巻第2号

論文
Tom E.MTENJE
Evolution of the Social Protection System Malawi:Challenges and Perspectives

Jean-Claude MASWANA
Japan's and China's Involvement in African Development Challenges:Overview and Perspectives

山中達也
欧米多国籍企業とアルジェリアの経済開発:北アフリカ地域の不安定化と国際原油価格下落の諸影響

論潮
河合恒生
疎外論とマルチチュード

書評
岡野内正
河合恒生著『キューバ革命 1953~1959年:モンカダ兵営攻撃から革命の勝利へ』

研究会

2022年4月23日オンラインでの研究会開催のお知らせ

NPO法人アジア・アフリカ研究所2022年度第二回定例・(愛大人文社会研「尾崎=ゾルゲ」研究プロジェクト共催)研究会が開催されます。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

テーマ :「ロシアのウクライナ「特殊軍事作戦」(「侵攻」)をめぐって」
日 時 : 2022年4月23日(土曜日)15:00~17:00
会 場 : オンライン開催(Zoomミーティング)
*研究会参加お申し込みはこちらから:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSerQPBlEVV-vkvGOzFOa1PeeP30PkGUDZU6uCQxKh53uW8arA/viewform?usp=pp_url

お問い合わせ : アジア・アフリカ研究所事務局 aaken.office@gmail.com

概要 :
21世紀に入ってもなおウクライナは世界情勢の転変に大きく関与するロケーションであり続けていますが、2022年4月1日現在継続中の、ロシア政府の呼称で言う「特別軍事作戦」、いわゆる「ウクライナ戦争」は、21世紀人類の世界認識をさまざまに再帰反復する重大問題を我々に問いかけております。アジア・アフリカ研究所では、愛大人文社会研「尾崎=ゾルゲ」研究プロジェクトとの共催により、今回この戦火の世界史的意味を考える機会を設定することになりました。前々から世界的構造の問題群からウクライナの諸問題をこれまでも考えてこられた板垣雄三、清水学両先生の問題提起を受け、みなさんと共に考えていきたいと存じます。

15:00-15:05 開会挨拶
15:05-15:35 「ウクライナで燃えあがった戦火ーいま、世界認識上のさまざまな問題点が浮か
       び出る」
       板垣雄三(東京大学名誉教授)
15:35-16:05 「国際政治におけるウクライナ戦争とその反作用」
       清水 学(宇都宮大学・一橋大学元教授)
16:05-16:55 討論
16:55-17:00 閉会挨拶
       司会 鈴木規夫(愛知大学教授・AA研理事)

2022年4月9日オンラインでの研究会開催のお知らせ

アジア・アフリカ研究所では、4月もオンラインにて、以下の研究会の開催を予定しております。皆さまのご参加をお待ちしております。

日 時:4月9日午後1時より
会 場:オンライン開催
テーマ:ウィリアム・ロビンソン「人類的な危機と『21世紀ファシズム』」
報 者:中村理玄氏
    岩佐卓也氏
備 考:アドレスは個別にお知らせいたします。参加ご希望の方は、氏名とご所属を
事務局宛(aaken@bz01.plala.or.jp)にお知らせくださいますよう、お願いいたします。

2021年12月18日に研究会を行います

いよいよ師走を迎えました。
アジア・アフリカ研究所では、12月もオンラインにて、以下の研究会の開催を予定しております。皆さまのご参加を、お待ちしております。

日 時:2021年12月18日(土)15時00分〜17時00分
会 場:オンライン開催(Zoomミーティング)
報 告:三須拓也(東北学院大学)
テーマ:アフリカにおける領土保全原則の浸透とカーター政権の南部アフリカ政策
    ―――ジャバ、アンゴラ、オガデン戦争の連環から―――
備 考:一般参加をご希望の方は、会議のアドレスを個別にお知らせしますので、氏名とご所属を事務局宛(aaken@bz01.plala.or.jp)に送信してください。

2021.10.04 10月・11月オンラインでの研究会開催のお知らせ

金木犀の花の香りが秋の深まりを知らせています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、アジア・アフリカ研究所では、10月・11月にそれぞれオンラインにて、以下の研究会の開催を予定しております。皆さまのご参加を、お待ちしております。
日 時:2021年10月23日(土)15:00-17:00
会 場:オンライン開催(Zoomミーティング)
報 告:
Author: Stanislaus ACQUAH (Ph.D. Student, Graduate School of
International Studies, Utsunomiya University)
テーマ:
Government of Ghana, Development Partners and Private Investments in
Ghana’s Agriculture Sector: Towards Poverty Reduction
ガーナの農業セクターにおけるガーナ政府・開発パートナー・民間投資―貧困削減に向けて
備 考:一般参加をご希望の方は、会議のアドレスを個別にお知らせするので、氏名とご
所属を事務局宛(aaken@bz01.plala.or.jp)に送信してください。

日 時:2021年11月14日(日)15:00-17:00
会 場:オンライン開催(Zoomミーティング)
報 告:藤井 広重(宇都宮大学)
テーマ:国際刑事裁判所(ICC)の設立とアフリカによる関与の実態
備 考:
一般参加をご希望の方は、会議のアドレスを個別にお知らせするので、氏名とご
所属を事務局宛(aaken@bz01.plala.or.jp)に送信してください。

2021.05.24 通常総会後の研究会(シンポジウム)のお知らせ

アジア・アフリカ研究所は1961年に創立され今年で60年を迎えました。
そこで創立60周年記念シンポジウムを総会後に開催します。
1986年にNPO法人となり再出発しましたが、歴代の代表理事と長い歴史を良く知る6氏の報告(各10分)を発題にして、これまでの研究所活動の成果とこれからの課題についても、皆さんで議論し深めたいと企画しました。

日時:2020年6月5日(土) 15時00分〜17時00分(オンライン)
題名:創立60周年記念シンポジウム「研究所活動の成果と課題」
報告者:藤田和子氏、文京洙氏、松下冽氏、河合恒生氏、平井文子氏、中野洋一氏

2021.04.12 2021年5月15日にオンライン研究会を行います。

この度、オンラインにてアジア・アフリカ研究所研究会を以下の通り開催する運びとなりました。

一般参加も可能です。お名前と所属を事務局宛にご連絡いただきましたら、
オンライン研究会のリンクを送らせていただきます。よろしくお願いいたします。

日時:2021年5月15日(土) 15時00分〜17時00分
会場:オンラインで実施(zoomミーティング)
テーマ:「激動の朝鮮半島情勢」
報告者:文 京洙、大津健登

2020.11.26 2020年12月26日にオンライン研究会を行います

落ち葉が風に舞う頃となりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、オンラインにてアジア・アフリカ研究所研究会を以下の通り開催する運びとなりました。

一般参加も可能です。お名前と所属を事務局宛にご連絡いただきましたら、
オンライン研究会のリンクを送らせていただきます。よろしくお願いいたします。

日時:2020年12月26日(土) 15時00分〜17時00分
会場:オンラインで実施(zoomミーティング)
テーマ:コロナ・パンデミック時代のグローバルサウス
報告者:
・岡野内正 会員
 「人類の危機」=コロナ・パンデミックにおける国連SDGsをどうみるか?
・鈴木規夫 会員
 「トランプ政権の仕舞い方とイスラーム圏」(仮)

2019.12.02 2019年12月8日に研究会を行います。

日時:12月8日(日) 15時00分〜17時30分
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 大学院棟203教室
https://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

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タイトル:「福島原発事故後の世界の原発産業をめぐる大きな変化」
 報告者:中野洋一氏(九州国際大学名誉教授)

申し込み不要、どなたでも歓迎です。  

2019.09.12 2019年9月14日に研究会を行います

日時:9月14日(土) 15時00分〜17時00分
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス大内山校舎8階801教室
http://www.hosei.ac.jp/campus/shisetsu/ichigaya/index.html#toc15

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タイトル:「ポスト冷戦期の日韓関係 ー過去清算と反動の相克」
 報告者:文京洙(立命館大学国際関係学部)
 

2019.07.21 2019年7月21日に研究会を行います

日時:7月21日(日) 15時00分〜17時00分
場所:法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー5階BT501
http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/index.html
http://www.hoseikyoiku.jp/facilities/boissonade.html

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題名:「石油の呪いと中東の移民受け入れ制度」
報告者:松尾昌樹(宇都宮大学国際学部)
討論者:岡野内正(法政大学社会学部)
討論者:山中達也(駒澤大学経済学部)  

2019.5.28 2019年6月22日に研究会を行います

2019年6月22日(土)15時00分~17時30分
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス
外濠校舎3階S304(1階にセブンイレブンの入っている校舎)
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html#toc02

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テーマ:「沖縄・金武湾とプレカリアート」
 報告者:上原こずえ氏(東京外国語大学世界言語社会教育センター特任講師)
討論者:長島怜央氏(日本学術振興会特別研究員PD)
関連報告:藤田和子氏(宇都宮大学名誉教授)「アジア・アフリカ研究所と沖縄―再読『資料 沖縄問題』(1969年)ー」  

申し込み不要、どなたでも歓迎です。
なお、研究会終了後、懇親会をおこないます。

報告者の上原さんは『共同の力―1970~80年代の金武湾闘争とその生存思想―』(世織書房)を上梓されたばかりです。お誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。

http://seorishobo.com/刊行書籍/2019-2/共同の力/

概要(上原報告):
1970年代、沖縄・金武湾では石油備蓄基地・石油精製工場の建設に反対する抵抗運動が始まっていた。1945年の沖縄戦に伴う日米両軍による軍事要塞化、そして米軍占領下の土地接収は農民から土地を奪い、土地を失った農民らは基地の街へと移住し、基地労務・基地建設作業員となることを余儀なくされた。だが、基地労働力化した人々は1972年の施政権返還に伴う基地の合理化によって再び職を失う。さらに施政権返還時には政府の手厚い保護措置のもと日本の大企業の進出が相次ぎ、本土資本/商品が押し寄せるなかで沖縄の零細企業は合併・提携・協業化に伴い転廃業と事業縮小が進行、さらなる失業者が生まれた。

本報告では、開発に伴うエンクロージャーによって土地と海とのつながりを絶たれてしまった人々の社会経済状況が不安定化し、雇用不安が人々の抵抗運動組織化における主体形成を困難なものすると同時に、そうした経験があらたな抵抗の主体を生み、新しい闘争の可能性を開いたことについて提起したい。また、金武湾における経験は、沖縄において現在進行中である新自由主義的な政治経済の変容過程を理解する上で何を示唆するのかについても議論したい。

2019.4.22 2019年5月11日に研究会を行います

2019年5月11日(土)15時00分~17時30分
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス
外堀校舎3階 S304教室
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html#toc02

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報告:
 山中達也(駒澤大学経済学部)
「革命期チュニジアにおける若年層失業問題について」
 長島怜央(日本学術振興会/明治学院大学)
「太平洋地域における米軍基地問題の近年の動向──グアム、北マリアナ諸島、沖縄」

2019.3.4 2019年3月10日にシンポジウムを行います

「ベネズエラを知るための緊急シンポジウム 」

2019年3月10日(日)15時00分~17時30分
会場:明治大学(御茶ノ水)
グローバル・フロント2F 4021教室
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

主催:NPO法人 アジア・アフリカ研究所(http://www.aaij.or.jp/)
後援:平和と人権を希求するオール明治の会
・入場無料、予約不要

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プログラム:

第一部(70分)
1.趣旨説明(アジア・アフリカ研究所理事 後藤政子)
2.石油とベネズエラ―経済構造の特徴とその課題。なぜ、物資不足か。(明治大学准教授 所康弘)
3.「米国のラテンアメリカ政策とベネズエラ問題」(神奈川大学名誉教授 後藤政子)
4.「マドゥーロ政権が目指すもの・直面する問題」(駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使 イシカワ セイコウ)
〜休憩〜
第二部
意見交換(フロアー参加者を含めて)(70分)

2018.12.13 2019年1月12日に研究会を行います

2019年1月12日(土)15時00分~17時30分
会場:駒澤大学 駒沢キャンパス
種月館(3号館)812教室(8階)
https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/campus/komazawa.html

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報告者:後藤政子(会員、神奈川大学名誉教授)
研究会テーマ :キューバは社会主義国? ~経済自由化のもとで公正な社会は実現できるか~
(一般に広がる「キューバ革命論」を見直しながら「キューバの今」と「社会主義」の問題について考えていきます)

2018.11.13 2018年11月17日に研究会を行います

2018年11月17日(土)15時00分~17時30分
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー19階D会議室
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

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報告者:金容賛氏(立命館大学授業担当講師)
テーマ:「近代朝鮮におけるネイション形成過程の分岐点に関する一考察 - 在米韓国人社会の政治活動を中心に」

報告者:鰐部行崇氏(法政大学大学院博士後期課程)
テーマ:「マイクロファイナンスを事例とした多国籍企業の活動に対する一考察 - L.スクレアーを手掛かりに」

2018.09.03 2018年9月15日に研究会を行います

2018年9月15日(土)15時00分~18時00分
場所:明治大学駿河台校舎研究棟4階第3会議室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

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報告者:深澤光樹氏(東洋大学経済学部国際経済学科助教)
テーマ:「バングラデシュ縫製産業の構造的特徴と課題」

報告者:小波津ホセ氏(宇都宮大学大学院国際学研究科博士後期課程)
テーマ:「ペルー人第2世代の学歴と職歴の関連性──学歴別16人の語りから」

2018.06.15 2018年7月4日に研究会を行います

2018年7月4日(水)15時30分~18時50分
場所:明治大学駿河台キャンパス 1107教室(リバティタワー10階)
キャンパスマップ:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

テーマ:「資本主義の日本的特徴とその世界史への示唆」
報告者:臧志军氏 復旦大学国際関係与公共事務学院政治学科教授

臧志军氏プロフィール
数次にわたって、愛知大学、中央大学、日本国際問題研究所など客員研究員として日本滞在経験あり、今回は、現在展開している「多彩なアジア」研究プロジェクトの一環として「戦後世界史における多彩な日本」、基本的には「資本主義の日本的特徴とその世界史への示唆」という研究題目で短期訪問予定。
なお、王滬寧(現中共中央常務)氏のいた、復旦大学国際関係与公共事務学院(王氏は後に同学院国際政治系主任から復旦大学法学院長となった直後党中央政策研究室政治グループ長へ転出)で、臧教授は、王氏の後、長年に亘って政治学科主任を務めた。上海市第十五届人民代表大会代表。
今回の来日訪問を機に、研究会では、「資本主義の日本的特徴とその世界史への示唆」というテーマで報告頂くことにした。

著書:
『日本公務員制度与政治過程』(共著、2001 年)
『文化改造与社会変革:梁漱溟、福沢諭吉政治思想比較研究』(単著、2001 年)、
『冷戦後的財界与日本外交』(共著、2013 年)他多数

研究会のあとには懇親会を行います。

2018.05.14 2018年5月27日に総会・研究会を行います

2018年5月27日(日)13時~17時30分
 総 会:13:00~14:30
 研究会:14:30~17:30
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎3階 F301教室
キャンパスマップ:http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
富士見坂校舎フロア図:https://www.hoseikyoiku.jp/facilities/fujimizaka.html

報告者:ヴァスタ・ナガラジ( Anveshi Research Centre for Women’s Studies 理事、弁護士)
    サラット・ダヴァラ(India Network for Basic Income (INBI)代表)
通 訳:岡野内正(アジア・アフリカ研究所理事・法政大学社会学部教授)

テーマ:「インドを変える女性たちとベーシック・インカム 」
 第1報告「インドの女性運動を生きる 」(ヴァスダ・ナガラジ )
 第2報告「ベーシック・インカムのインド 」(サラット・ダヴァラ 氏)

研究会のあとには懇親会を行います。

2018.02.13 2018年4月1日に研究会を行います

テーマ:「日本の国際協力の現状」
報告者:重田 康博(宇都宮大学国際学部国際学科教授)
太田和宏(神戸大学大学院人間発達環境学科准教授)
日時:4月1日(日) 15:00~18:00
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス80年館7階「角」会議室
地図:http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html

なお、研究会終了後、懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2017.12.21 2018年1月20日に研究会を行います

日時:1月20日(土) 15:00~18:00
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎6階 S601

研究会の内容
 報告者:鄭安君会員(宇都宮大学大学院国際学研究科博士後期課程)
 題名:『台湾における外国人介護労働者の失踪と失踪後の非合法労働』

なお、研究会の後には懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2017.11.08 2017年12月2日に研究会を行います

テーマ:「世界における左派潮流」
報告者:鈴木規夫会員(愛知大学)

日時:12月2日(土) 15:00~18:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス外壕校舎5階 S504

なお、研究会終了後、懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2017.09.07 2017年9月30日に研究会を行います

テーマ:「セネガルにおける"コミュニティー"と宗教思想 ―女性たちとその日常生活活動の視点から―」
報告者:鈴井宣行会員(創価大学)

日時:9月30日(土) 15:10~18:00
会場:法政大学富士見坂校舎F310号室

なお、研究会終了後、懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2017.06.27 2017年7月1日(土)に総会・研究会を開催します。

NPO法人アジア・アフリカ研究所 総会・研究会
2017年7月1日(土)11時~17時30分
理事会:11:00~13:00
 総 会:13:00~15:00
 研究会:15:00~17:30
場所:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階 第2会議室
地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

報告者:松下冽氏(立命館大学名誉教授、当研究所理事)
テーマ:「グローバル・サウス再考」
コメンテーター:河合恒生氏、他

研究会のあとには懇親会を行います。

2017.04.10 2017年度4-5月例研究会

テーマ:「韓国経済と財閥」
報告者:鄭章淵(駒澤大学経済学部教授)

コメント及び関連報告(大統領選挙の動向など)
 文京洙(立命館大学国際関係学部特任教授)

日時:4月22日(土)15:00~18:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワーBT0501

なお、研究会終了後、懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2017.02.17 2017年2月24日に研究会を行います。

テーマ:「疎外論とマルチチュード」
報告者:河合恒生氏(岐阜経済大学名誉教授)
日時:2017年2月24日(金) 15:00~18:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス BT0805教室(ボワソナードタワー8階)
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
なお、研究会終了後、懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2016.11.28 2016年12月17日に公開講座を行います。

テーマ:「移民・難民、テロとナショナリズム ー包摂か、排除か?日本はどうすべきか?ー」
報告者:羽場久美子氏(青山学院大学国際政治経済学部教授)
日時:2016年12月17日(土) 15:00~18:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎6階S602
※1階にセブンイレブンのある校舎です
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
資料代:500円
申 込:不要

2016.11.02 2016年11月5日に研究会を行います。

テーマ:「『グローバルサウスはいま③中東の新たな秩序』をめぐってーー報道の現場から」

日時:2016年11月5日(土) 15:00~18:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス 大学院棟4階402B
※ボアソナードタワーのあるエリアではなく、そこから外濠を挟んだ斜め向かい側になります。
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
報告者:竹田亮氏(時事通信社)

2016.06.01 2016年7月16日に研究会を行います。

テーマ:ベーシック・インカムが人間を解放する力―インドの経験から

日時:2016年7月16日(土)15:00~18:00
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠 校舎S502(1階にセブンイ レブンの入っている外堀に面した建物の5階です)
報告者:サラット・ダヴァラ( Sarath Davala)氏(社会人類学者・インド女性自営労働者組合SEWAの調査担当)※通訳あり

内容:ユニセフが資金を出し、女性の零細自営業者の労働組合SEWAが実施主体となって、インドの6つの村落で1年半にわたって行われたベーシック・インカム(個人向け、月極め、無条件、最低生活保障水準の現金移転)実験。世界的に注目された社会実験の質的調査責任者が、ソウルで開催されるベーシック・インカム研究国際学会の帰途に来日し、無条件で経済的自立に必要な現金収入を保障することが、村人を人間的に開放する力をもつことが明らかになったという実験結果について報告します。通訳つきで、質疑応答の時間もあります。

共催:法政大学大原社会問題研究所(グローバル・ベーシック・インカム研究会)
※研究会のあとには懇親会を行います。

2016.01.25 2016年2月27日に研究会を行います。

テーマ: "Vietnam: Hands in the Rice Paddy-More than 20 years of humanitarian work"

日時: 2016年2月27日(土)15:00~18:00
場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス富士見坂校舎F310 http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
報告者: マイク・ベイム氏 ※通訳あり
解説者: 藤本博(南山大学)

マイク・ベイムさんの略歴:
********************************************************************
1947年、カリフォルニア州オークランドに生まれる。
1968年1月から1969年8月までの間、米情報機関の軍曹としてベトナム戦争に従事。 帰還後、アメリカ社会への幻滅から軍服や勲章を投げ捨て、孤立した生活を送る。しかし、 1992年、ベトナム交流ツアーへ参加した時にベトナムの人々との平和共生のために働き かけることこそが自分の使命であると悟る。
1994年以降今日まで20年以上にわたり、非営利組織「マディソン・クエーカーズ」 (Madison Quakers, Inc.)を主宰し、「ソンミ虐殺」(アメリカではMy Lai Massacreと呼称)が あった旧ソンミ村(現ティンケー村)とその周辺地区において、貧困女性に対する「少額無 担保融資」プログラムをはじめ、「ミライ平和公園」建設や枯れ葉剤犠牲者等を対象にした 「思いやりの家」建設、そして最近では「井戸掘り」プログラムなど、ベトナム民衆との「和 解・共生」をめざして精力的に様々な活動を行ってきている。 申し込み不要、どなたでも歓迎です。
********************************************************************

2015.11.27 2015年12月19日に11-12月定例研究会を行います。

テーマ: 「TPP 交渉をめぐるマレーシアとベトナムの課題」(仮題)

日時: 2015年12月19日(土) 15:00~17:30
場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー(BT)5階 0504
報告者: 井出文紀氏(近畿大学経営学部専任講師)
討論者: 大津健登氏(立教大学兼任講師)

なお、研究会終了後、恒例の懇親会をおこないます。
申し込み不要、どなたでも歓迎です。

2015.07.10 2015年6月13日に5-6月定例研究会を行いました。

テーマ: 「中東地域概念のメルトダウンとダーイシュの位置づけをめぐって」

日時: 2015年6月13日(土) 15:00~17:30
場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎S504
報告者: 鈴木規夫(愛知大学国際コミュニケーション学部教授)
討論者: 岡野内正(法政大学社会学部教授)
討論者: 金城美幸(日本学術振興会特別研究員RPD)

2015.04.05 2015年3月28日に3-4月定例研究会を行いました。

テーマ: 「中国の原発産業の現状と問題」

報告者: 中野洋一氏(九州国際大学教授)
日時: 2015年3月28日(土)15:00~17:30
場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー19階D会議室

研究会・講演会・シンポジウム等の記録を掲載しました。

2008年度(2008年6月1日以降)の講演会・シンポジウム等の記録を掲載しました。

»詳しくはこちら 

内外の学術研究機関との交流の記録を掲載しました。

2008年度以降のその他の事業についての記録を掲載しました。

»詳しくはこちら 

総会

2019.07.21 2019年7月21日に総会を行います

日時:7月21日(日) 13時00分〜14時30分
場所:法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー5階BT501教室
http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/index.html
http://www.hoseikyoiku.jp/facilities/boissonade.html

その他

2019.09.14 アジア・アフリカ研究所 創立60周年記念 学術懸賞論文募集

アジア・アフリカ研究所は1961年4月に設立され、2021年4月をもって創立60周年を迎えます。
この間、アジア・アフリカ研究所は、植民地主義のくびきの下に置かれてきたアジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国・地域の自立と解放への苦難に満ちた営みを検証し、その発展と連帯の可能性を探求すべく研究と交流を重ねてきました。
当研究所は、会費(2007年3月法人化前は所員費と購読料によって基本的に維持される民間研究所ですが、今日までに59巻第3号(443巻)に及ぶ『アジア・アフリカ研究』誌(月刊および季刊)を発行しつづけ、ベトナムの独立と統一を記録した『資料ベトナム解放史』全3巻をはじめ、各時代の課題や争点を踏まえた数多くの研究成果を内外に発信してきました。そうした活動を通してアジア・アフリカ研究所は、終始一貫、内外のいかなる圧力にも屈することなく、自由で自律した研究の場として機能しえたことを心から誇りとするものであります。
創立60周年をひかえ、アジア・アフリカ研究所は、下記の要領で創立60周年記念学術懸賞論文を募集いたします。上記のような当研究所の活動をご理解くださる方がたの積極的な応募を期待いたします。


1.応募論文のテーマ:
アジア・アフリカ・ラテンアメリカに関するグローバリゼーションとリージョナリゼーションの実証的研究
2.応募論文は日本語または英語で、ワープロ入力40字35行、15~25枚程度とし、注は文末にまとめてください。図表は大小を問わず、合わせて5つ以内とします。なお、応募論文は返却しません。後日、入選者には電子メール添付で論文を再送付していただきます。
3.応募書類:簡単な履歴書・業績目録を付してください。書式は自由です。
4.応募論文・書類の宛先は、特定非営利活動法人 アジア・アフリカ研究所事務局
事務局電子メールアドレス(aaken@bz01.plala.or.jpまたはaaken.office@gmail.com)に、
ワードファイルとPDFファイルの両方を送付してください。
5.締切:2020年12月末日、当研究所必着のこと。
6.国籍や資格などは問いませんが、応募論文は未発表のものに限ります。学会等の会員向けホームページに掲載されたものもご遠慮ください。
7.応募論文は当研究所選考委員会において審査し、結果は入選者に直接連絡するほか、『アジア・アフリカ研究』(季刊)誌上で発表します。入選論文は誌上に掲載する予定です。
8.入選論文:1席1篇、賞金 \100,000
     :2席1篇、賞金 \50,000
9.お問い合わせ:学術懸賞論文募集に関するお問い合わせは、当研究所ホームページの「お問い合わせ」ページからお願いします。なお、審査に関するお問い合わせにはいっさいお応えしません。

アジア・アフリカ研究所 創立60周年記念 学術懸賞論文募集

2019.09.06  電話番号が変わりました。

電話番号が以下の通り変わりました。
Tel & Fax 81-(0)3-5972-4740

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